松葉ガニとは山陰などの日本海側で水揚げされたズワイガニ のオスの総称です。 |
※黒っぽい粒状のものがカニビルの卵です。 |
持ったときにずっしりと重みのある松葉ガニで、殻の固いも のほど身の入りが良いとされます。 また、脚の取れた松葉ガニは見た目が悪く美味しくなさそうですが、味には関係ありません。(余談になりますが、大変いい松葉ガニでも脚の取れたカニは値段がかなり安くなりお得ともいえます。)甲羅に黒く丸いものがたくさんついた松葉ガニがありますが、この黒く丸いものはカニビルの卵で、松葉ガニに 対して悪影響かあるものではありません。 |
漁場は各地域の漁港で決められており、漁法は同じです。 松葉ガニの水揚げ量、日本一の浜坂港は、底曳き網漁法で、網を曳きながら海底の蟹を捕ります。底曳船が20隻(内7隻は大型船)あり、他の港と比べると多く、一度出航すると3~5日間の漁が季節風の吹き荒れる日本海で続けられます。また、小型船の場合その日獲れた松葉ガニをその日のうちに港に持ち帰る『日帰り操業』を行う港もあります。 |
※津居山ガニに付けられるブルーのタグ |
間人ガニとは京都府北部の京丹後市、間人港(たいざこう)で水揚げされた松葉ガニをいいます。間人港は、漁場の丹後半島沖まで近いということと、漁船が小型船であることからその日獲れた松葉ガニをその日のうちに港に持ち帰る『日帰り操業』を行っております。そのため格段に新鮮な松葉ガニが水揚げされており、全国的な知名度も非常に高い間人ガニとして知られております。 |